すね毛脱毛のメリット
ケガ・治療のメンテナンスがしやすい
すね毛を処理するメリットとして、ケガ・治療のメンテナンスがしやすいことが挙げられます。
サッカーをするにあたって、ケガは避けられません。
軽い擦り傷から骨折まで、様々なケガと隣り合わせでプレーをしています。
そんなケガの治療のとき、すね毛が思わぬ邪魔をすることになるのです。
まずすね毛があると足が蒸れて、菌が繁殖しやすくなります。
例えば、傷口を押さえるガーゼの中や、骨折したときのギプスの中など。
傷口から菌が入り込んでしまったら、治りが遅くなったり、悪化したりしてしまいます。
また、すね毛はテーピングの邪魔にもなります。
テーピングが固定できずに剥がれてしまったり、ずれてしまったりすると、テーピングの効果も半減してしまいます。
このように、すね毛はスポーツ選手にとって良い存在とは言えないのです。
すね毛がない状態であれば、傷の様子も見やすく、ガーゼやテーピングがずれることもありません。
治療に向けての、最善のアプローチが可能となります。
炎症を防ぐ
スポーツ選手が発症しやすい、毛嚢炎(もうのうえん)という炎症があります。
これは、なんらかの影響で毛穴に傷がついたときに、ブドウ球菌が入り込むことで起こります。
症状としては、赤いブツブツとしたできものが広がります。
ニキビに似ていますが、ひどくなると発熱を引き起こしたりする怖い炎症です。
スポーツ選手が毛嚢炎になりやすいと言われているのは、ケガをしやすい状況に加えて、たくさん汗をかくからです。
毛がある箇所は蒸れやすく、菌も繁殖しやすくなります。
汗をかいたりして多湿の状態が長く続くと菌が繁殖し、毛嚢炎になる恐れがあります。
サッカー選手はすね当てを着用し、さらにソックスを重ねている分、他のスポーツ選手より菌が繁殖しやすい多湿の状態にあると言えます。
だからといって、プレー中や練習中に何度も脱いで汗を拭くことはできません。
すね毛を処理していれば、汗はかきますが過度な多湿が避けられ、毛嚢炎の危険性も抑えられます。
このように、すね毛の処理は炎症を予防するという効果もあるのです。